2008年5月3日憲法記念日
去年の市民の集いの会場は鶴舞公園にある名古屋市公会堂だったのですが、今年は性能の良い音響機器を使いたいという要望により名古屋市中区栄の愛知芸術文化センターに変更されました。
愛知芸術文化センター周辺は御覧の通り周辺に警察が展開し、予期せぬ事態に備えました。例年のように機動隊員で溢れかえっていましたが、今回は警備に関しての批判はありませんでした。警備に納得したのでしょうか?それとも諦めたのでしょうか?
この厳戒態勢の中で、次々と周辺に右翼民族派団体の街宣車が現れました。
こちらの道路にも…
あちらの道路にも…
久屋大通公園にも…
このように街宣車が多数やってきました。
街宣車による抗議活動と同時に一部の団体では大日本帝国憲法の復活を求める徒歩デモ行進も行われました。
久屋大通公園では社民党による憲法改正反対、後期高齢者医療保険制度廃止を訴える署名活動が行われていましたが、
その活動を阻むかのように右翼民族派の街宣車が巡回します。
社民党の拡声器よりも右翼民族派の拡声器の方がはるかに大きい音量を出し、社民党の演説がかき消されそうでした。
しかし、特に大きな混乱はありませんでした。
愛知芸術文化センターの周辺では愛知憲法会議や社民党、沖縄県辺野古のアメリカ軍基地設置に反対するグループ、そして革マル派がビラ配りをしていました。右翼が来ませんかと聞くと、さっきからいっぱい来ていますねと言いました。社民党の人に拡声器の音がむこう(右翼民族派)の方がはるかにでかいですねと言うと、私たちは迷惑のかからないようにしているからと言いました。
周辺の人はただビラをもらい、街宣活動を見ているだけでした。