2010年1月23日日教組全国教研
右翼民族派と日本教職員組合（日教組）の戦いは40年以上にわたって続いています。今年もその一幕が開けました。去年、日教組が支持する民主党と社民党が政権を掌握し、今年の教研集会には58年ぶりに文部科学省からの来賓が出席しました。一方、野党となった自由民主党は民主党への対抗心を燃やし、日教組を教育崩壊の元凶と批判し始めました。そのような状況の中、今年も日教組の全国教研が山形県山形市で行われました。右翼民族派はこれに対し抗議活動を行いました。
これが、今回の全国教研会場の山形国際交流プラザです。会場を含む区画全体は、
山形県警察どころか新潟県警察、宮城県警察、栃木県警察、長野県警察、埼玉県警察など県外からも警察官が動員され、細い路地に至るまで封鎖されました（報道によれば、この日約1500人の警察官が動員されたそうです）。
会場に至る道には二重に検問が敷かれ、会場へは関係者以外の立ち入りが禁止されました。
会場周辺には報道陣もカメラを構えて待っています。
その中を、北は岩手県から南は大阪府まで全国各地から集結した右翼民族派は街宣しました（報道によれば、この日右翼民族派は約150人を動員したそうです）。
右翼民族派の街宣車には、次のようなビラが貼られていました。
いつも通り、音量オーバーで警察から勧告を受ける団体もありました。
また、画像はありませんが、警察のバリケードに突入を試みる団体もありました。
この日の演説・シュプレヒコールはこちら
周辺の住民や通りがかりの人は、右翼民族派の街宣活動よりも警察の多さに圧倒され、辟易していました。