参議院選挙公示

624日、第21回参議院選挙が公示されました。これから711日まで、参議院議員の半数に当たる121の議席をめぐる熱い選挙戦が行われます。鳩山由紀夫前総理大臣(代表)が辞任して菅直人総理大臣に変わりました。民主党はその高い支持率の元で選挙に望もうとしています。そして自由民主党は民主党を第一党から追い落とそうと盛んに民主党を批判し、そして保守への回帰を訴えています。その一方で自民党に見切りをつけた党員たちが次々と自民党を離党し、みんなの党、立ち上がれ日本、新党改革などの保守少数政党を立ち上げてきました。その他の政党の戦いの行方はどうなるのでしょうか。

また、菅直人総理大臣は自民党にならって消費税を10%にすると宣言しました。自民党はこれを「公約の丸写し」と反発しています。また、与党では国民新党、野党では社民党、共産党、政党ではありませんが幸福実現党などが消費税増税に反対しています。選挙前に突然降ってわいたようなこの問題が今回の選挙の焦点の一つとも盛んに言われています。しかし、解決すべき問題はアメリカ軍基地の移転問題や景気対策・社会福祉政策(消費税はその手段の1つでしかありません)など他にもあることを忘れてはなりません(2005年(郵政民営化)や2009年(政権交代)の衆議院選挙のようなほとんど1つの問題だけで結果が決まってしまうような選挙を繰り返してはなりません)。

具体的にどの政党に投票すべきかをここで書くことは公職選挙法に抵触する可能性があるためしませんが、次の選挙で政治の行方を決めるのは有権者一人一人です。有権者の皆様はふるって参政権を行使なさいますようよろしくお願い申し上げます。

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