2022年4月2日〜3日表現の不自由展東京

 2019年8月、あいちトリエンナーレの企画展「表現の不自由展その後」にて平和の少女像や昭和天皇の写真(をコラージュした作品)を使った作品が出展され、右翼民族派が抗議活動を続けています。昨年東京、名古屋、大阪にて同じ展示会が企画されましたが、東京では私設のギャラリーが使えなくなって開催延期、名古屋では会場に爆竹が送り付けられて会期半ばで中止、大阪では会場使用許可取り消しを裁判所の仮処分で覆して開催という事態になりました。今月、延期されていた東京での展示会がくにたち芸術市民小ホールにて開催されることになり、右翼民族派や保守団体が抗議活動を行いました。

 

 

会場であるくにたち市民芸術小ホールの周辺には、警察官や国立市の職員、展示会のスタッフが警戒に当たっていました。

その周辺を右翼民族派が街宣します。

 

 

また、バリケードの前にて街宣車から降りて会館前で演説やシュプレヒコールを上げる右翼民族派や保守もいました。

 

 

その周りには表現の不自由展開催を支持する方々がプラカードを掲げて立っていました。

 

 

その方々と右翼民族派がトラブルになり、警察が引き離す場面もありました。

 

 

 

警察は街宣車の音量を測定し、音量オーバーの団体には中止命令を下します。

 

 

翌日、雨の中多くの警察官が会場付近に配置されました。

 

 

右翼民族派は会場とその隣にある国立市役所に向けて街宣します。

 

 

並びに街宣車を止め会場前での抗議活動をしようとしてしますが、会場前に移動しようとして警察官ともみ合いになる場面もありました。

 

 

もみ合いの後、一部の右翼民族派は会場前に設置された区画に移動して抗議の演説をしました。保守も演説をしていました。

 

 

実行委員会への抗議文読み上げと手交も行われました。

 

 

この日の演説・シュプレヒコールはこちら(今しばらくお待ちください)

道行く人や周辺住民は何が起こるのかと訝しんでいました。特に雨の日の会場周辺は主催側と抗議者、国立市職員そして警察官しかいませんでした。

また会期を通じて多くのマスコミが取材をしていました。抗議活動をしていた右翼民族派への取材を試みている記者もいました。

 

 

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