2022年9月11日表現の不自由展KOBE

 2019年8月、あいちトリエンナーレの企画展「表現の不自由展その後」にて平和の少女像や昭和天皇の写真(をコラージュした作品)を使った作品が出展され、右翼民族派が抗議活動を続けています。昨年は東京、名古屋、大阪にて同じ展示会が企画されましたが、東京では私設のギャラリーが使えなくなって今年に開催延期、名古屋では会場に爆竹が送り付けられて会期半ばで中止、大阪では会場使用許可取り消しを裁判所の仮処分で覆して開催という事態になりました。そして今年9月10日〜11日に神戸市内で表現の不自由展が開催されるにあたり右翼民族派は抗議活動を行いました。今回は11日のみ観測しました。

 

 

会場となった兵庫県民会館周辺には、多数の警察官が配備され、会場までの道路が封鎖されました。

 一方、ポートアイランドの南西駐車場には愛知県から愛媛県まで西日本各地より右翼民族派が集結しました。

 

 

その周りには警察官や警察車両が待機しています。

 

 

 警察の監視の中、右翼民族派は国民儀礼を行います。

 

 

国民儀礼を終えた右翼民族派はポートアイランドを出発し、市内中心部を目指します。

 

 

元町駅付近に到着した右翼民族派は街宣活動を開始し、シュプレヒコールを上げます。

 

 

 音量オーバーで勧告を受けたり、警察とトラブルになったりする団体がありました。

 

 

 

  また、会場前では右翼民族派だけでなく、保守団体による演説も行われました。

 

 

これに対して会場前で開催に賛成する有志が応戦し、小競り合いになりそうなところで双方を警察が止める場面もありました。

 

 

この日の演説・シュプレヒコールはこちら

街宣活動が行われている周辺の住民や通りすがりの方は耳をふさいで通り過ぎたり、写真や動画を撮ったりしていました。

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